2021年12月2日木曜日

R031127_猪八重渓谷

 令和3年11月27日、明日28日に蜂之巣キャンプ場近くに用事があったので、前日から乗り込み、トレッキングとキャンプを楽しむことにしました。

 

 蜂之巣キャンプ場といえば、猪八重渓谷巡りですが、行って帰ってくるだけでは能がないので、まずは、朝一で、郷谷山・壺谷山を回って猪八重渓谷を巡る周回コースにチャレンジすることにしました。

 木のミステリーサークルも見たかったしね

 

 宮崎の自宅を7時前に出発し、猪八重渓谷の入り口に8時前に到着しました。

 猪八重渓谷の入り口を右折し、猪八重川を渡り林道を道なりに進んで行きます。

 2kmも進むと林道は砂利道に変わります。

 8時47分、木々の向こうに本日登山予定の山が間近に観えてきました。左ピークが壺谷山、右ピークが郷谷山だと思われます。

 調子よく進んでいたのですが、またまた、コースアウトしたようです。

 先達者のGPSデータを頼りに引き返します。

 林分密度試験林の表示の横からの道に、ピンクのビニルテープを発見し進んでみます。

 木製の階段や橋がよく整備されていました。

 暫く気持ちよく進むと、林分密度試験林が現れてきました。

 この林分密度試験林は、上空から観た様子が、何時ぞやTVで木のミステリーサークルとして紹介されていましたが、下から見るとこんな感じです。

 木のミステリーサークルには感動したのですが、ここまで誘導してくれたピンクのテープがここから先見当たらないのです。

 目の前に、郷谷山へ続く尾根が見えているので突き進んでみますが、これが大間違いでした。

 急斜面の藪はとてもじゃないけど前進できません。何度かトライしましたが、怪我や遭難の危険を感じて今回は郷谷山・壺谷山ルートを諦め引き返すことにしました。

 どうやら、このルートは違っていたようです。後日良く調べて再チャレンジしたいと思います。

 11時過ぎ、猪八重渓谷の登山口まで戻り、今回は猪八重渓谷だけを巡ることにしました。

 12時過ぎに、折り返し地点の五重の滝の音を聞きながら昼食をいただきました。

 五重の滝の前で昼食を摂るために一気に登ってきたので、帰りは散策しながら下って行きました。

 水の流れる音って、何故だか心が癒されますよね。

 13時20分、猪八重渓谷の駐車場に戻ってきました。

 汗を流しに、ホテル日南北郷リゾートの温泉に久しぶりに立ち寄りました。

 相変わらず、露天風呂からのビューは最高でした。

 気持ちよく汗を流して、14時半過ぎに、今日のお宿、蜂之巣キャンプ場へ向かいました。

 

 本日のワークアウト、猪八重渓谷巡り(往復約6km)と郷谷山・壺谷山ルートチャレンジ失敗を含む、走行距離 10.7km、所要時間 5時間11分でした。

 



(本当は、、木のミステリーサークルから尾根伝いに郷谷山・壺谷山を登頂し、五重の滝に行きたかったんだけどね。まぁ、また次回です。)

 

 

2021年11月17日水曜日

R031115_高千穂峰(天孫降臨登山口)

 R03(2021)年11月15日(月)、天孫降臨登山口より高千穂峰に登ってきました。

 11月3日のソロキャンデビューで焚き火に魅了させられ、一週間後の10日(水)に、再びキャンプに行ったのですが、荒天につき登山ができなかったので、今日はそのリベンジです。

 



 7時半頃、宮崎市の自宅を出発し、9時頃皇子原公園に到着しました。

 公園より林道を5km位上ったところに登山口があります。この林道、狭いですが舗装されていますので快適です。

 9時過ぎに天孫降臨登山口に到着しました。平日というのに、すでに、登山者の車が5台程駐車していました。

 それにしてもいい天気です。今からチャレンジする高千穂峰(右)と二子石(左)が青空に映えています。

 駐車場から砂防ダムに下って行き、対面の土手が登り口です。

 土手を登ったら、暫く林の中を進んで行きます。

 200m位進んで、トレッキングシューズに履き替えていないことに気付き駐車場に戻ります。
 他の山ならスニーカーでも良いのでしょうが、高千穂峰の溶岩ガレ場を快適に進むには、トレッキングシューズが必要です。 まったく ((+_+))

 実は、リュックの中には、寒さ対策としてウィンドブレーカーやダウン、ホッカイロまで準備してきましたが、天気が良くすでに汗びっしょりです。駐車場に戻った折に、上下一枚づつ脱ぎ、ジャケットもリュックのポケットに差し込み、半そで姿で9時半に再出発しました。

 ということで、ある意味トレッキングシューズを履き忘れたことで、服装を調整できて良かったです。 !(^^)!

 トレイルは徐々に急峻になり、10時28分、第二展望台に到着しました。

 樹木が邪魔して第二展望台ではあまりビューが良くありませんでしたが、そこから10分ほど登ると視界が広がってきました。

 11時7分、双子石と高千穂峰の分岐点に到達しました。

 この辺りは、日差しが良いのか、美しいリンドウと季節外れのミヤマキリシマを観ることができました。

 さらに上っていくと、溶岩でできた大地が徐々に顔を現してきました。

 11時半に、しめ縄の鳥居を潜ることができました。

 よく整備された階段を上り、ふと後ろを振り返ると、荒々しい火山性の地形と遥か彼方になった下界の風景が目に飛び込んできました。

 さらに上っていくと、炭次郎(鬼滅の刃)が切った岩を彷彿とさせる割れた大岩が見えてきます。

 頂上は直ぐそこです。

 11時48分、標高1,574mの高千穂峰に登頂しました。

 360度、ビューは最高です。

 山頂には、ニニギノミコトが降臨の際に突き立てたとされる青銅製の三つ叉の鉾が突き刺さっていました。

 予定通り、昼食時に登頂できましたが、至る処にハエかアブのような虫がぶんぶんと飛んでおり、まとわりついてきたので、高千穂河原まで下ってから昼食を摂ることにしました。

 御鉢(火口)に向かって下って行きます。
 火山礫や軽石の積もった登山道をずりずりと足を滑らせながら下って行きます。
 やっぱり、トレッキングシューズに履き替えて正解でした。

 鞍部より、再び小高い丘を登ると、いよいよ御鉢と呼ばれる火口が観えてきました。

 馬の瀬という狭いところでは幅2~3m位の火口の淵を回って行きます。

 火口の淵を三分の一周して、高千穂河原方面に下って行きます。

 溶岩でできた凸凹の急峻なガレ場を注意深く下って行きます。

 ここも安全・快適に下るためには、トレッキングシューズが必須ですから、やっぱり履き替えて正解でした。

 溶岩のガレ場を下りきると、石畳と石段のロードが現れます。

 13時8分、霧島神宮古宮址に到着し、お参りさせていただきました。

 その後、13時21分、高千穂河原の駐車場に到着し、少し遅めの昼食をいただきました。

 高千穂峰を越えて、登山口とは反対側に下りてきました。

 元来たルートを戻るのも一つの方法ですが、折角ですので他の場所にも踏み入れてみたいと思い、今回は高千穂峰と新燃岳の裾野の鹿ケ原を通って行くルートで帰ることにしました。

 昼食休憩を終え、13時50分、霧島神宮古宮址の左手前にある鹿ケ原の表示を左折して行きます。
 気持ちの良い緩やかな登りとなっている林を抜け、10分ほどで鹿ケ原に到着しました。

 林の中から草原に出てきましたので、一気に視界が広がりました。
 左に新燃岳、右に高千穂峰が観えています。

 しかし、草むらに獣道のようなものが沢山あるものの、ルートの目印のテープが見当たりません。

 GPSで確認しながら、それらしき獣道を進み、何とか鹿ケ原を横断し、目印のテープを発見しました。
 その後は、林や沢を横断し、14時58分に矢岳登山口駐車場に到着しました。

 この駐車場の端の鹿よけネットの脇から、天孫降臨登山口駐車場へのルートが続いています。

 あまり、通る登山者がいないのか、カヤが背の高さまで生い茂っており、ポールでカヤをかき分けながらの進行でした。
 しかし、逆に道に迷わないようにか、このルートのテープの目印は、沢山付いていましたので安心して進むことができました。

 10分ぐらいカヤと格闘し、二度目の鹿よけネットを通り、林を抜け、15時15分、林道に出てきました。

 林道を5分ほど歩き、15時20分、天孫降臨登山口駐車場まで戻ってきました。

 ゆったりと温泉に入って汗を流して帰宅するには、タイトな時刻となったので、今回は、このまま帰宅することにしました。

 

 本日のワークアウト、高千穂峰(天孫降臨登山口より)、走行距離 12.3km、所要時間 6時間8分でした。